2009/09/17


斗米。意味は「一斗の米」を短縮したような意味で、「少しばかりの米や金銭」という意味である。というか、「一斗の米」という意味もある。 読みも「とべい」「とまい」どちらも使用可能のようだ(広辞苑では「とべい」の頁のみ存在し、ATOKでは「とまい」からのみ変換可)。 別段難解ではない、フツーの言葉である。
しかし使わない。
「少しばかりの米」という状況そのものは日常生活でもしっかりあるのだが、これを二字熟語で表そうとする人間がまずいない。 そんな状況を口に出すとしても「米を切らしそう」とか「米の残りがピンチ」といった数単語連なったものを用いることだろう。 第一「斗米」に何の助詞を繋げるのだろうか。そこから既に分からない。うーん、「だ」なら大丈夫そうな気がする。もはや1合分も残っていない米びつを見て、
「斗米だ……」
と言うのである。しかしマイナー語なので、多分その場に居合わせた多くの人は、
「古米だ……」
と言ったのだと思うことだろう。
こう考えると、二文字で長めの意味を持つ言葉がそう優れているというわけでもないのだということを教えられたような気にならないだろうか。 ならない? そうですか。

用例


・コシヒカリで斗米の現状を打破
・斗米のごとき給料





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